【2019/11/11】DEAR MY SUPERSTAR YUYA
手越くんのお誕生日に寄せて、突然ですが自分の大切なものの話をします。
◆気持ち
わたしは、自分の感情がとてもすきで、とても大切にしている。
面白いときも、怒ったときも、悲しいときも。心が動いたときに、自分の中に生まれる気持ちや感情を、人生で一番楽しいものだと思っている。
エンターテインメントの核は、受け取った人の感情だと思っていて、例えばそれをつまらないと感じたとしても、そう感じたことそのものがある種の愉しみである、というような。私がどう受け取ったか、を、私が一番楽しんでいる。
幼い頃から、読書をするときには全ての登場人物に感情移入するタイプの読み方をしてきて、そのせいでキャラクター造形に敏感な大人になった。少しでも違和感があると、「ここで彼がこんな事を言うわけない」と、引っかかってしまう。結果的に、それが伏線になっていることがほとんどなんだけど、でもたまには釈然としない読後を迎えることもあって。
でも、そういうことの積み重ねで、いわゆる“人付き合いにおいて空気を読む”というようなテクニックが身についたとも思っている。他者と接するとき、その人のキャラクター造形を見つめている分、“たぶんこういう事を考えてるんだろうな”とか、“こうされたら嫌なタイプだろうな”というような、自分なりの解釈が比較的早い段階で生まれる。
それが生まれてしまったからには、なるべく相手が楽しめる場になるよう努めるし、歳を重ねるごとに反射的にその振る舞いが出来るようにもなって、家に帰ると思ったよりも疲れていたりする。
接した人が望む反応を、返答を、振る舞いを、基本的にはしたいと思っていて、自分に嘘のない範囲内でそれをやってる、驚きの無い毎日なんだけど、そんな中だからこそ、予想外に心が動く瞬間に出くわすと、泣いてしまう。
私も立派に大人を名乗れる年齢になり、だいたいのことは想定の範囲内の結末になる事、悪い言い方をすれば、だいたいのことは思い通りにはできないことを知っている。
だからこそ、起こりうる範囲内の希望を光にして歩いていくのだけど。
たまに、思ってもみない強い光に目が眩んで、泣いてしまう事がある。
一番わかりやすい例が、NEWSのコンサートで。
「ああ、私、これが見たかったのか」と、自分でも知らなかった自分の望みを、突然叶えられてしまうことばっかりだからだ。
私のことは、私が楽しませないといけないと思って生きてきた分、これには驚いてしまって、初めてNEWSを見た東京ドームでのひと時から、毎年同じように驚いて、嬉しくて、私の知らない私の感情に、胸が膨らむ。
他には、夫の何気ない行動に愛情の深さを感じたときとか。
ふと思い出した親の言葉に愛情の深さを感じたときとか。
最近だと、みんなでキャンプファイヤーしたときとかも。
予想外の色んな感情が生まれる自分の感受性がすごく好きだから、ちょっとでも気になるモノコトはなるべく齧って、試して、驚きながら生きていきたいと常々思っています。
◆言葉
わたしは、自分の言葉も好きで、すごく大切にしている。
一番届く言葉を選びたいし、それが出来ると信じている。そのためにも、自分の言葉に説得力を持たせていたいから、思ってもいない事は言いたくない。
必要な嘘をつくことは簡単に出来るうえで、言いたくない事は絶対に言わないって決めて生きている。
ありがとうとごめんなさいには、そのこだわりが強くて。
私の好きな私は、思ってもいないありがとうを言わないし、思ってもいないごめんなさいを言わない。
あとは、“絶対”と“ずっと”も。
嘘になったそれらの数だけ、説得力が死んでいくから。気安く使いたくないのである。
(「もう絶対お酒飲まない」は除く)
そうやって、わたしの言葉を守っているつもりで、それは私なりの誠意で。
これが正しいとか常識だとか言うつもりはさらさらなくて、何にでも感謝できる姿勢は美徳だという考え方も知ってるのだけど。
単純に、わたしはそうなりたいわけじゃないのだ。
で、そうやって過保護に自分の言葉を育てて、それで何がしたいのかっていうと、一番届く言葉を選びたいっていう最初のスローガンに繋がる。
言葉の面白さを、残酷さを、怖さを、日々感じるからこそ、ツールとして使いこなしたいという思いが強い。
「好き」のバリエーションも、「嫌い」のバリエーションも、誰よりもたくさん持っていたい。
そんな想いから、日々、読書をしたり、人の話を聞いたり、ドキュメンタリー番組を見たりしています。
◆手越祐也
わたしは、手越祐也くんが好きで、NEWSがとてもとても大切です。
手越くんを追っていて得られる感動も、NEWSのコンサートで受け取る愛情も。
手越くんに向ける自分の情熱も、NEWSに傾ける信頼も、期待も、時には不安も。
先に説明した通り、その全ての感情が私の好きなわたしの一部分で、だから、人生をかけて大切にしています。
そして、それらを、一番届く言葉で表現したい。
この人が言うなら、NEWSってサイコーなんだろうね、なんて、思われるくらい、説得力のある人間になりたい。
こんな気持ちになれるなら、NEWSのコンサートに行ってみたい!と、思われるような言葉を育てたい。
こんな風に、わたしの人生をより気高いところへ向かわせてくれるのが、手越祐也くんで、NEWSです。
NEWSに貰ったものと、天秤が釣り合うほどの私になりたいと思うから、
また明日からも、私の好きなわたしを続けたいと思う。
そんな、天翔る光の手越担なのだった。
ハッピーバースデー、手越祐也くん。
今日から数ヶ月だけ同い年のあなたは、私にとって、アイドルの神様で、スーパースターだよ。
貴方が貴方でいる限り、絶対に、ずっと、私はあなたを一番応援します。
32歳も駆け抜けてね!
2019年11月11日